鼻中隔矯正術 日帰り手術 体験談ブログ

2021年2月手術済。アラサー女性が鼻詰まりの根本的解決に踏み出した記録。自分の覚書ともしもこれから検討されてる方がいれば。

術後(約2ヶ月)

術後からだいぶ時間が経過した。


現在は2週間に1回程度通院している。

傷口の経過は良好らしい。


前回、片側だけで呼吸しているが慣れだ、みたいなことを言われたが、どうにも納得がいかず…


再度先生に症状を訴えてみた。

片側が詰まる、夜寝る前に鼻汁が流れ込んで咳き込むetc


前回は誤魔化された感が半端なかったが、今回は

一見スッと通っている、ただ奥の方がやはりアレルギーで一時的に腫れる可能性がある、

と言われた。


1日1錠の飲み薬と1日1-2回の点鼻薬を処方された。


今のところ、薬を使っていてもやはり詰まるタイミングはあるが、冷静に考えれば術前よりは全然良いかな?というくらい。


術前は1時間おきくらいに繰り返し点鼻薬を使っていた。

今は1日に1-2回くらい。


結局使ってるんかい…と突っ込んでしまうが、これまでのことを考えるとマシ…?


花粉症の時期にこの程度で済んでいるのは良いほうなのかもしれない。


ただ、詰まったときに、鼻からピィィーーーーーーーってばかでかい音がするのは本当に勘弁して!!!

術後(14日目・診察)

ガーゼを抜いてから数日後に再度見せにくるよう言われていたが、

仕事の兼ね合いもありまる1週間経ってしまった。


その間はというと、ガーゼを抜いて2日間ほどは

両側とも通っていて快適だった。

しかし以降は右側が詰まっていた。


鼻をかんでも鼻水はほとんど出てこない。

鼻の奥で乾いた音がするくらい。


市販の点鼻薬には手をつけまいと思っていたが使ってしまった。

点鼻薬を使うとある程度戻るが少し時間が経つとまた詰まった。


ただ、左はほとんどずっと通っているし、ガーゼを詰めていたせいか

耐性がついたようでそこまで苦痛ではない。


しかし理想は両側通ること。


先生に右側が詰まることを話したが、見たところ喉までスッと通るため

感覚的なことだと言われた。


左側の骨をとったため、普通に呼吸すると物理的に広い左側から多く空気が抜けるらしい。

あとは慣れだと言われた。


正直?????だった。

それでは左側の鼻を押さえて息をした時に右側から抜けるはずでは?


手術のときに椅子から落ちた男性の話があったが、またその人の話が出た。

彼は意識がなくなったせいで不完全な治療になったため結局通らなかったそうだ。

だからそれよりはあなたのほうが良いと言いたいらしい。


え???????


もうこれ以上大掛かりな治療はしたくないので結構だが少しがっかりした。

しかも知らない患者のことペラペラ話しても問題ないのか?守秘義務とは?


軟膏を塗られて終わった。

まだ傷が治っていないため1週間後にまた診察を受ける。


鼻水で両側詰まるということはおそらくなくなった。

が、右側から空気が通らないことは認めなければいけない。


術前の鼻詰まりがひどかった時期のつらさを100%とすると今は40%くらいか…


わたしは100改善されることを期待していたが、こんなものなんだろうか。

結構マメに通って繰り返し焼き、切る、というところまできたので残念な気持ちだ。


病院選びは慎重に。


術後(7日目・ガーゼを抜く)

待ちに待ったガーゼを抜く日。

早く解放されたい思いから朝イチで病院へ向かった。


ガーゼを抜くのは痛みが強く、出血する可能性があると聞いた。

手術中に、ショックで椅子から落ちた男性の話があったが

その人はガーゼを抜いたときも痛みで気分を悪くしベッドで休ませたとのこと。


結論、私は然程痛くなかったし、出血もなかった。


ただ、私の場合、右側は詰め直して枚数が減っているうえ

左側は1枚喉から抜いている。

そのおかげで痛みが和らいだかは不明だがガーゼを入れた時のほうが断然痛かった。


また、手術中の恐ろしさの比ではなかったため難なくクリアした。


ガーゼを抜いた後は溜まった鼻水や血を吸引し10分ほど待つ。

この間に出血したり痛みが出ないかを確認する。


幸い、私は全く問題なく、ただひたすら鼻が通っていることに感動していた。

まだ傷口は残っているのでゆるめの鼻水が出るが、かめば通る。

においもするので、ガーゼをとった瞬間に鼻の機能も完全復活したようだ。


今後は定期的に傷口を診てもらう。

術後の注意点として、鼻をかむときは強くしすぎないようにと言われた。


また、特に言われていないが鼻を強く擦るのも良くない気がして控えている。

傷口も少し痛みがあるのと、軟骨をとった部分の強度が下がっていたら怖い。


今回で鼻詰まりが完全に解消されることを祈るが、

右側は何もしていないことになるのでそれが少し心配ではある。

今後は術後の診察に行った際、変化があった場合の様子を覚書していこうと考えている。


尚、この日久しぶりに味覚を取り戻したため

ちょっと良いものを食べようと必死に考えたが

候補が多すぎて逆に決まらず日常的な食事をとった。

ただ、術後はそれすらも特別おいしく感じられた。


ごはんがおいしい、よく眠れる。

当たり前のことに感謝。

術後(5日目〜6日目)

念のため昨夜も夜行バススタイルで眠った。

精神面が改善されたせいか安定して眠れるようになったため、少し遅めの起床。


喉のガーゼはというと、残念ながら起きた時点で既に頭が出てきていた。

結局今日も病院へ行くはめに…。


そして出かける準備をしているとなぜかガーゼがさらに落ちてくる。

そんなに激しく動き回ってるわけではないのになぜだろう。

今日も吐き出すパターンになるだろうか。


喉から4センチほど垂れ下がった状態になり、気を抜くとえずきそうだった。

ガーゼが暴れないよう気を遣いながら病院へ向かった。


今回は吐き出せずに喉にガーゼが残っている状態での診察。

おそらくまた右だろう、と喉からとらずに鼻から引っ張ろうとする先生。


何枚かをピンセットで鼻から少し引っ張り、これ?こっち?と落ちているものを探す。


私もいまいちよく分からず、う〜んと悩んでいると、

一旦右だけ全部取りましょう。と言われた。


ガーゼを取るのは多少痛かったが久々に開通した右側の鼻に密かに感激。

しかし残る違和感。


口を開けると、まだガーゼがある。

どうやら左側だ。


左側は余裕がないので鼻から引っ張るのは厳しい。

喉からピンセットで引っ張った。


ずるりと出てきたガーゼ。

切開したほうなので血に染まっていた。


1枚抜いても左側はまた落ちる心配は無さそうだったが、

右側からももう少しの間圧迫しておかなくてはいけない。


右側はガーゼを詰め直すことになった。


手術直後のように上までギッチリではなく、

傷口が圧迫されれば問題ないらしい。


右側に新たに3枚詰められた。

やはり、とても痛い。


夜になり、喉に違和感が現れる様子もなかったため、この日は通常通りに眠った。


翌朝起きても特に問題はなかったので、あとはいよいよ解放されるだけだとハイになり

術後6日目はソワソワしながら過ごした。


この件で改めて感じたのは、近場の病院を選んで良かったということ。


ガーゼがプラプラの状態でもし移動に時間がかかっていたら

途中でえずきまくっていたかもしれないし

そもそも手術にいたるまで通院すること自体がストレスで続かなかったかもしれない。

術後(4日目)

喉から垂れ下がるガーゼを対処すべく

いちばんに受付してほしかったので早めに起床。


起きがけに鏡で見てみると昨夜よりまた少しガーゼが降りたようだ。

喉のところでプラプラしてあちこちに当たるのでとても気持ちが悪い。


早く病院に行きたい…


顔を洗い歯を磨き、着替えていたところ

プラプラしていたガーゼがピタッと喉に張り付いた。


鼻呼吸を封じられている私は一瞬息が止まり、同時に反射でえずいてしまった。

なんとおそろしいガーゼの力。


しかしえずいたせいかガーゼはさらに落ちてきて喉をピタピタと攻撃する。

先ほどのように、息ができない→えずく を数回繰り返し気分が悪くなってしまい

本当に嘔吐しそうになり手が震えた。


ふらふらと洗面台の前まで歩き、ああ、もう本当に気持ち悪い…と強めにえずいた。

私の口からずるりとガーゼが出た。


喉はスッキリしたが鼻水でコーティングされたガーゼは少し不気味だった。


そしてガーゼが緩かった右側から1枚抜けたということは

また緩くてどんどん落ちてくるのでは、と心配になり病院へ向かった。


先生には飲み込まなくてよかったね、と言われた。


私の場合、切開したのは左側だったため

右側のガーゼが抜けた分には特に追加しなくても問題はないそうだ。


ただ、また喉に落ちてくるのでは?と私が心配していたため1枚ガーゼを詰めてくれた。

麻酔が効いてない状態、もちろんとても痛かった。


あとは明日は特に何もなければ来なくてもOK、

明後日は休診日で明々後日にガーゼを抜くので来てください。と言われた。


次行くときはガーゼを抜くときだ!と思わずテンションが上がってしまった。


今日とあと2日耐えればいよいよ解放される。

とても楽しみで仕方がない。


帰宅し、横になりながら電子書籍を読んでいたらいつのまにか眠っていた。

そして目が覚めると喉の違和感が復活しているような気がした。


ただ、鏡で見てもガーゼの姿は確認できなかった。


落ちてこないまでも、あれだけ詰められたら喉の近くまでくるだろう。

また垂れ下がっているわけではないし、とりあえず様子を見よう。


明後日休診日なので、明日中にまたガーゼがお目見えすることがあれば急いで病院に行こうと思った。


ちなみに、この日から微熱が出なくなり、痛み止めを飲まなくても生活できるようになっていた。

綿球を交換する間隔も長くなっていたため、

ガーゼのことがなければただ喉の保湿ケアをしながらゆったり過ごしていたはず。

術後(3日目)

今日は休診日のため通院はなし。


綿球と濡れガーゼを替えながら自宅で過ごす。


手術直後は綿球にもかなり血が滲んだが、

今はヒタヒタになっても血は出ていないようだ。

ゆるい鼻水が綿球のほうに降りてきて、

粘度の高い膿のような鼻水が奥のほうでぐずぐずしていた。


粘度の高い鼻水は時折喉に落ちてくるのでその度に気持ち悪くて吐き出した。


そういえば昨日喉に違和感があったな、とふと思い出したので

スマホの懐中電灯を照らしながら鏡の前で大きく口を開けてみた。


口内炎がまた増えている…どうりで痛いわけだ。


ああ〜…と思わず口を開けたまま声を漏らすと

喉の上のほうから何か白いものがピョコンッと出てきた。


鼻に詰めているガーゼの端が喉に落ち始めていた。

紛れもなく違和感の正体!!!


おそらく余裕があった右側から落ちている。


気になって仕方がなかったが、休診日でどうしようもなかったので

できるだけ刺激しないように過ごした。


が、夜になると朝見た時よりも明らかに上から垂れ下がるガーゼが長くなっていて

寝てる間に詰まって窒息する…?もしくは飲み込む…?と心配になってしまった。


怖かったのでその日の夜は横にならずに座椅子を少し倒した状態で眠った。


まるで夜行バスのようだった。

身体は多少痛くなったがそれでもまた問題なく眠ることができた。

とにかく次回の診察でどうにかしてもらおう。

術後(2日目)

今日も朝イチで病院へ。


昨日と同様抗生剤の点滴と診察。


右側のガーゼに少し余裕がある、と前回言われていたが

時間が経ちまた余裕が出てきたので、右側だけ綿球を2個入れてください。

と指示された。


明日は休診日のため、次回診察は明後日もしくは明々後日のどちらかで良いとのこと。


また、口内が乾燥して眠れないことを相談したが

ある程度は我慢するしかないと言われた。


ションボリしていたところ看護師さんに

濡らしたガーゼをマスクの内側に入れるといい、ということを教えてもらった。

ちなみに市販の「ぬれマスク」は既に初日に試していたが全く効果がなかった。


同じことでは?と言いたくなったが今はなんでも試してみなければ。

さすがに3日連続でまともな睡眠がとれないのは耐えられない。


帰り道にドラッグストアに寄り、

のど飴、ガム、龍角散タブレット、ガーゼを購入した。

ミント系は良くないと何かで見たのでガムは唾液分泌が促進されそうなレモン味にした。


結論、どれも効果があった。

昨日より明らかに唾液量が増え、口の中が張り付く不快感が減った。


何より効果を感じられたのがガーゼだった。


予めちょうどいい大きさにカットされたガーゼを購入したため、

看護師さんに言われたままただ水で濡らして軽く絞り

マスク内の口が当たるところに挟んでおくだけ。


息を吸うたびにダイレクトに潤いが感じられた。

疑ってしまったのが申し訳ない。


この濡れガーゼのおかげか、久しぶりに眠ることができた。

2時間置きくらいにやはり乾燥して目が覚めたが、

うがいをし、ガーゼを替えて布団に入れば

また問題なく眠れた。


そういえば夕方頃から喉に妙に違和感があるが、

長らく乾燥していたせいだろうと保湿に徹した。