術後(5日目〜6日目)
念のため昨夜も夜行バススタイルで眠った。
精神面が改善されたせいか安定して眠れるようになったため、少し遅めの起床。
喉のガーゼはというと、残念ながら起きた時点で既に頭が出てきていた。
結局今日も病院へ行くはめに…。
そして出かける準備をしているとなぜかガーゼがさらに落ちてくる。
そんなに激しく動き回ってるわけではないのになぜだろう。
今日も吐き出すパターンになるだろうか。
喉から4センチほど垂れ下がった状態になり、気を抜くとえずきそうだった。
ガーゼが暴れないよう気を遣いながら病院へ向かった。
今回は吐き出せずに喉にガーゼが残っている状態での診察。
おそらくまた右だろう、と喉からとらずに鼻から引っ張ろうとする先生。
何枚かをピンセットで鼻から少し引っ張り、これ?こっち?と落ちているものを探す。
私もいまいちよく分からず、う〜んと悩んでいると、
一旦右だけ全部取りましょう。と言われた。
ガーゼを取るのは多少痛かったが久々に開通した右側の鼻に密かに感激。
しかし残る違和感。
口を開けると、まだガーゼがある。
どうやら左側だ。
左側は余裕がないので鼻から引っ張るのは厳しい。
喉からピンセットで引っ張った。
ずるりと出てきたガーゼ。
切開したほうなので血に染まっていた。
1枚抜いても左側はまた落ちる心配は無さそうだったが、
右側からももう少しの間圧迫しておかなくてはいけない。
右側はガーゼを詰め直すことになった。
手術直後のように上までギッチリではなく、
傷口が圧迫されれば問題ないらしい。
右側に新たに3枚詰められた。
やはり、とても痛い。
夜になり、喉に違和感が現れる様子もなかったため、この日は通常通りに眠った。
翌朝起きても特に問題はなかったので、あとはいよいよ解放されるだけだとハイになり
術後6日目はソワソワしながら過ごした。
この件で改めて感じたのは、近場の病院を選んで良かったということ。
ガーゼがプラプラの状態でもし移動に時間がかかっていたら
途中でえずきまくっていたかもしれないし
そもそも手術にいたるまで通院すること自体がストレスで続かなかったかもしれない。